通院期間は?

当院での整体は、魔法の様になんでも1回で
治せる施術ではありません。

特にあなたの症状が、何年も掛けて
悪くなってしまった慢性症状なら
「できない」が「できる」に変わるには
計画的に 少なくない回数を通院して頂く
必要があります。

そこで どのくらいの間 通えば良いの?
→ 「通院期間」や、
さらに 月に何回くらい 来れば良いの?
→ 「回数」ですが、
症状の深刻さや年齢、生活習慣によって
随分差が出てしまうものです。

ですから一律に「この症状なら この期間」と断言する事は難しいのです。

ただ長年の経験から「大体こんな感じかな?」と
平均的な通院期間の例をあげる事は出来ます、以下を参考にして下さい。

女性の腰痛患者と整体治療と鍼灸治療を行う院長

急性症状期:

急な「ギックリ腰」や「寝違い」であれば
慢性症状ではないので、連続で3回程度、
多くても5回程度来院頂ければ、
それで完治するケースがほとんどです。
ただしご都合等で通院の日を空けてしまうと
頑固な慢性痛に変わる恐れがあるので、
頑張って都合を付けてでも連続での来院を
お勧めしたい時期でもあります。

慢性症状(軽症):前期

この場合の慢性症状の「軽症」の定義は
「現在の不具合が耐え難いほどではない」
「発症して1ケ月以上 6ケ月以内」が
目安です、もちろん個人差はあります。

標準として 週の前半に1回、後半に1回、
つまり「週に2回」「2週間」で合計4回、
まずは通院頂く事をお勧めしています。

通院例の図 短期

これまであまり受けた事が無い治療刺激が
お体に影響する事で、
本来は変化の幅が小さい慢性症状ですが、
最初の4,5回に限っては
大きな変化が産まれるケースが多く、
それに対応する為に間隔を詰めた方が
早期解決に有効だからです。

実はこの大きな変化の波に上手く乗れると
治療期間をグっと短くできる可能性が高く、
逃すのは勿体ない時期でもあるのです。

慢性症状(軽症):後期

一般的に軽症の慢性症状だと
治療開始後2週間程で お体の状態が安定し
症状も軽減して来る事が多い為、
通院の間隔を徐々に伸ばし始めます。

通院例の図 長期

標準では「週に1回」「2週間」来院頂いて
お体の状態が更に安定しているようなら
次に 2週間あけて、状況を見ます。
安定感が十分であれば再発の兆しが出ないか
1ケ月に最後に来院頂く事をお勧めします。
こうして1ケ月間安定するようなら、
卒業して頂いても大丈夫と判断します。

慢性症状(重症)

この場合の慢性症状の「重症」の定義は
「痛み等 現在の不具合が耐え難いほど」
「発症して6ケ月以上」が目安です、
もちろん個人差はあります。

このような状況のお体は「治す力」自体が
大幅に低下している事が多い為、
痛みや お辛さの解消の為の施術と並行して
所謂「根本の気の流れ」の回復が必要です。

そのメカニズムがどの程度ダメージを
受けているかによって施術期間は
本当に大きな差が付いてしまいます。

あえて目安を言うのであれば
「強く症状が出てから今日までと同日数」
または「週に2回位のペースで10週以上」
これ位は必要だとお考え下さい。

女性患者に鍼灸治療をする院長
メンテナンス期:(卒業後)

当院を卒業された方にお勧めしているのは、
その後のメンテナンスです。

あなたが何も無理をする必要がない毎日を
お過ごしの方、例えばハーフリタイヤを
された方なら必要のない選択かもですが、
普通は回復した後でも、元の生活に戻れば
その日から再び負担は お体に降りかかり
やがて積もってしまう事が多いと思います。

せっかく「できない」から「できる」に
く変われたのですから、その善き状態を
維持して頂きたいと当院は願っています。
その為にはメンテナンス目的でのご来院を
お勧めしたく思います。

この「予防的な」形で ご利用頂く際の
来院間隔は大体1ケ月に1~2回のペースを
お勧めしています。

PAGE TOP